会社経営において重要な業務は多数ありますが、その中の一つに「収益と支出の管理」というものがあります。この管理を担っているのが経理部門となりますが、それぞれの担当者自身はその重要性について、日常的に意識しながら仕事を進めているのでしょうか。会社における「経理」という業務には、どのようなスキルが求められるのか、日常業務をスムーズに進めるうえでどういったノウハウを持っていれば良いのでしょう。

今回は「経理の仕事」における役割とミッションを考え、それらの業務をスムーズに進めるうえで重視しておきたいポイントを3つに分けてお伝えします。

経理の主な役割とは

経理業務とは、一言で表すなら「企業活動を数字で表現すること」です。具体的には以下の6つのようなことが挙げられます。

  1. 仕入に関すること
    仕入管理、買掛金の管理
  2. 売上に関すること
    売上管理、請求書の発行、領収書の発行
  3. 預貯金に関すること
    現金の管理、預金の管理、小切手の管理、手形の管理、経費の仕訳・精算
  4. 財務に関すること
    月次・ 年次決算
  5. 給与や保険料
    給与計算、年末調整、社会保険料の計算と納付
  6. 税金の計算
    源泉所得税・ 法人税・消費税などの計算と納付

大まかに分類しましたが、主に「計算」や「記録」といった業務が求められていることが分かります。経理の日常業務に関しては、以下のコラムでも解説しているのでご参照ください。

経理の日常業務を経費精算システム導入で業務改善|経費精算.com|

次に、これらの経理業務の役割を頭に置いて、どうすればスムーズに経理業務を行えるのかを、3つのポイントにわけて解説していきます。

経理のポイント1:企業規模を認識し、業務を明確にする

経理業務は企業の規模により業務内容は大幅に異なります。たとえば大企業・上場企業の場合、財務や決算などを細かく分業していることが多く、中小企業の場合は経理担当者が総務・庶務などを兼任している場合があります。
しかし基本的に経理業務とは、企業規模に関わらず企業活動のお金の流れを「取引」として記録をすることがメインです。「自分の役割はここまで」と区切ってしまうと、他部署との連携がうまくいかないこともありますし、ときには経理の観点から数値を読み取り、経営的なアドバイスを求めらることもあるでしょう。業務をスムーズに行う為には、企業規模の認識と部署の担当する業務を理解し、経理部門内での役割や分担を明確にすることでスムーズに効率化を図れるでしょう。

経理のポイント2:年間スケジュールで業務を考えよう

経理はこなすべき業務の多い役割ですが、会社の規模や方針によっては「計算」や「記録」に留まらず、さまざまな仕事が発生します。どんなに優秀な人でも、それらをすべてを完璧にこなすのは至難の業でしょう。

そこで、まず年間スケジュールを把握することが重要です。日々の業務をスムーズに進めていくためには「業務を頻度別に分類」しましょう。たとえば年に一度しか発生しない財務状況のまとめや税金の計算、月次の締め作業、日々発生するけれども早めに片付けておきたい経費の仕訳や現金管理、といった具合に、1年、1カ月、1日などと、業務を発生する頻度別に分けておきます。そうすれば先を見通せるので、スケジュールに余裕をもって動くことができます。
このサイクルを身につければ、イレギュラーなことが発生したとしても対応できるだけの余裕が生まれます。

経理のポイント3:システム化も考慮しよう

経理の仕事には精密な対応が求められますが、手作業による入力や計算が多いのも事実です。しかし手作業だとヒューマンエラーが起こるリスクが避けられません。そういったミスを考慮して、複数人でダブルチェックやトリプルチェックできれば良いのですが、月末や期末などの繁忙期になると、それらに当てられる時間は限られてしまいます。

その結果、繁忙期ほどミスが起こるリスクが高まり、再計算する二度手間などが発生しやすくなります。金額や勘定科目など、複雑な分類や記録が求められる業務だからこそ、さまざまな作業が自動化できる経費精算システムの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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